- 照査件数:地中構造物設計解析、合計 37 断面
- 対象施設例:
- ボックスカルート
- ボックスカルート耐震解析(17 断面、応答変位法耐震解析)
- トンネル箱型函渠(10 断面、常時、地震時 応答震度法耐震解析)
- トンネル杭基礎設計(2 断面)
- 換気ダクト
- シールドトンネル換気気坑体構詳細設計(6 断面)
- 立坑構造解析:
- 立坑構造解析(2 断面)
- ボックスカルート
- 解析方法:常時:応力度照査、応答震度法により非線形解析
- 照査内容: 地震時の応答解析、断面の照査(強度照査、耐力照査、隅角部の照査、ひび割 れ・開口部の照査、変位角の照査、破壊照査)、補強案の提案、杭基礎の計算
- 使用ソフト:Engineer studio GALKINGS(富士通)、Excel・自社ツール(断面照査)
- 主な参考資料:
・「道路トンネル耐震設計・同解説(H29 日本道路協会)」
・「開削トンネル構造計算指針(H20.10 一般社団法人 近畿建設協会)」
・「コンクリート標準示方書」
ボークスカルバート <解析例>
1. 常時荷重条件と地盤条件以下に、常時荷重条件および地盤条件を図に示します。

図:常時荷重条件および代表的な地盤構成
2. Formatによる面内計算結果と配筋要領図Formatソフトを使用し、面内方向の構造解析を行いました。その計算結果に基づき、以下のように配筋要領図を作成しています。

図1:曲げ照査に基づいた配筋要領図

図2:せん断照査に基づいた配筋要領図
3. 地震時の解析:GALKINGSによる応答震度法解析地震時の検討においては、 GALKINGS を使用し、応答震度法 により解析を実施しました。 本解析では、地盤と構造物を一体でモデル化し、相互作用を考慮した構造解析を行っています。
また、地盤の地震応答特性を把握するため、1次元地盤解析を行い、その結果に基づいて入力地震動を設定しています。

図:地震時の応答震度法解析(GALKINGS使用)
4. GALKINGS計算結果に基づく耐力照査と地震時配筋要領図地震時における構造安全性の確認として、GALKINGSによる計算結果に基づき、部材の耐力照査を行う。 曲げ耐力およびせん断耐力の照査を実施し、配筋要領図作成。
その結果を反映し、地震時の配筋要領図を作成。必要に応じて部材断面の補強や鉄筋配置の最適化を行った。

図:GALKINGSによる地震時耐力照査結果
図:地震時の配筋要領図
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